詩?

天道虫がいたんだ
真っ黒な羽に朱の斑点が二つある奴
真っ黒な外側に朱の内側のお椀のへりに
そいつはずっと廻ってるんだ
お椀のへりにそってさ

たまにそいつは、思い出したように
向きを反転させてさ
また廻り出すんだ
お椀のへりにそってさ

時々意を決したように羽を広げて
申し訳無さそうに羽を閉じる
そして、やっぱりまた廻り出す
お椀のへりにそってさ

止まっては羽を広げ、羽を閉じてはまた廻り出す
ずっとその繰り返し、お椀のへりにそって廻り出す
繰り返しの繰り返し
お椀のへりにそってさ

そして
飛んで行ったんだ