GPSを使った車体広告

**カーナビはえらい普及してるよ
近頃はカーナビを搭載している車を見かけるのも珍しくなくなりました。カーナビっていうのは、平たく言えばお空に浮かんでいる衛星とのやりとりで自分の現在地を把握して、それを地図上で確認しようという話です。で、今回の話の対象になるのは地図ではなく現在地の把握(GPS)のほう。ほかにも運転手がサボってないかなんて失礼な確認にも使われているそうですよ・

カーナビはものの特徴からいろいろ走り回る車に向いているようで、たとえばタクシーやトラックなんかにもよく付いているようです。まぁそういった車が道に迷うと厄介極まりないので、ありがたい話ですね。バスはどうなんだろう、よくわかりません。

さて、せっかく自分の現在地がわかるのだから何かほかのことに使えないかというのが表題の話です。たとえば車の側面なんかによく広告を打っているのをよく見ますが、あれをGPSと連動して適当に切り替えられれば面白いことにならないかなぁっと。

**広告を出す所が悪いと意味がないよ
だいたい、遠く離れた場所の広告がデカデカと掲載されていてもリアクションに困るわけです。それならばいっそ、商店街の近くを通る時は「歳末バーゲンやってます。そこの~商店街」とか、「~公園にて~のイベントやってます」とか出してくれた方がよっぽどリアクションしやすい。

逆に広告の出稿者にしてみても、文字通りスポット的に広告が打てるので費用も安く、なんとなく効果も見えそうです。本気で宣伝カーを走らせようと思ったら大変ですからね。

**こんな感じで動くと良いな
で、どういう仕組みを考えているかというと、こんな感じ
+広告の出稿者は、広告を出したい地域を指定して出稿
+GISデータとして、広告の内容を登録
+街を走る車は定期的にGPSを使って現在地を通知
+車の現在地に合わせた広告を配信
+車体広告として、表示される

ちなみに、GPSを使ってやりとりをするわけで、ログをみればいつどのくらい掲載されたなんて情報は自然と出るので、安心なシステムですね。よかったよかった。

**他にも同じ考え方で使えそうな気がするよ
他の応用として、看板レンタルなんてのも面白いかも。一式の看板をレンタルすると、自動的に内容の変わる仕組み。GPSをもとにして置かれた場所に適した広告を出してくれる安心設計です。まぁ、このくらいだったら普通の看板を置いた方がよいのでありがたみはありませんね。

**そして代理店へ
さてこう言った話を突き詰めていくと、広告出稿先を抑えると同時に広告とGPSを組み合わせたコンテンツマッチングシステムを持つ誰かが出てくるわけです。それが誰だかはわかりませんが、GPSの性格上システムのロジック的なローカライズは必要ありません。衛星と通信ができて、コンテンツを表示できる看板があればOKです。

多分だれもやらないだろうけどね

**このデータをみんながつかうよ
さて、せっかく走る車が走っているところに適した広告を出してくれるようになった世界を想像するわけですが、それを車だけに止めておくのはもったいない。ほかにどんな使い方ができるだろうと考えるわけです。

たとえば、出稿される広告自体をコンテンツとした地域情報サービスなんてもの考えられます。日本ではたいていの携帯電話がGPSに対応しているわけですから、そこからのアクセスを制限するのはおろかです。利用者は、時間が空いたときにでもそのサービスにアクセスして近くの情報を確認します。すぐ近くなのですから、気になればいくこともあるでしょう。そうなれば儲けものです。

いまクーポンなんかを冊子体にしてばらまいているわけですが、ほしい時には持ってなかったり、むしろこの近くにある少しでも安い店に行きたいわけです。そういった要望があれば、こう言うサービスも生きる道があったりなかったりするかもしれません。お店の前でかばんからクーポンを探す不毛な作業からもおさらばです。

また、一般自動車に搭載されているカーナビからのアクセスなんてのも面白いかもしれません。一部のカーナビにはそういった機能がありますがもう少しワイドに行きましょう。インタフェースは緯度、経度、範囲、カテゴリです。