津和野旅行 2日目

撮った写真はPicasaにアップ。津和野旅行(2日目)

7:00 起床

・朝食は7:00〜8:30の間
・チェックアウトは11時だけど予定を考えると9時頃からでもいいかもしれない
・少し眠い

・朝食に珍しく納豆と卵がなかった。定番だと思っていたけど、そういうところもあるのか
・朝風呂はやってませんでした。温泉ではないかららしい

宿の廊下

本日の宿を探す

・泊まった「のれん宿 明月」で連泊できるか聞いてみるも空きはないらしい
・昨日、観光案内所にて上がった候補に電話をするも生憎と空きはない様子

・さて困ったと電話をしていると「津和野ホテル」にシングルの空きがあるようでそちらに決定

10:00 津和野駅 再び

・一旦津和野駅に戻って、帰りの電車の算段をつける
 ・どうも新山口と津和野間には、SLやまぐちという蒸気機関車が走っているらしく、それに乗りたかった
 ・残念ながら空席なし。今日はここまでそんな感じ
 ・仕方ないので、特急「おき」の時間だけ聞いて観光に戻る
  ・特急「おき」は一日3本。9:11, 13:56, 17:49。自由席あり
  ・新幹線と特急のチケットを同時に購入すると「おき」の特急券が半額になるらしい

時刻表 改札口から

11:00頃。神社巡り、城巡り

昨日も通ったメインストリートを通り、殿町の先にある「津和野城跡」へ。

この2つの神社とあともうひとつの神社は隣接しているお隣さん。

弥栄神社

有名らしいご当地のお祭り、「鷺舞(さぎまい)」が行われる神社らしい。

・全体的に、そんな有名なお祭りがあるようには見えないこじんまりとした神社
・境内にでっかいケヤキが生えてる

・川辺にある神社でかなり居心地の良く、あとから思い返すと機会があるたびにこの神社の境内で休んでいたように思う

・踊り自体は、こんな感じらしい
 ・津和野の鷺舞(さぎまい)2008.07.27
 ・それはいいとしてWikipediaで改めて調べると驚愕の事実が。そんなに重かったのか

鷺…雌雄の鷺1人ずつ。頭は桐、羽根は檜で作られており、計15キログラムにも達する。それを身に纏ったまま、長い道中を練り歩くため、重労働である(そのため、大人の男性が役を担う)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B7%BA%E8%88%9E

神社

鳥居

太皷谷稲成神社

弥栄神社の直ぐ側にある鳥居から登って行くと、山の中腹ほどにある神社。
全国の稲荷系でも唯一「稲成」と書く五大稲成の一つらしい。

・表参道の入り口で、おばあちゃんからお供えものを購入。お賽銭の代わりにこれを納めるらしい
 ・油揚げ+ろうそくとマッチ
 ・金150円なり

・お供物売りのおばあちゃんと
 ・昨日泊まった明月は、かなりの老舗らしい。泊まったと言ったらちょっと驚いてた
 ・時間が合えば神社からSLやまぐちが走ってくるのが見れるらしい。これはちょっと時間が合わなかった

・稲荷系にありがちな、朱色の鳥居が連なる参道
 ・こういうのには独特の趣があって素晴らしい
 ・社全体も朱塗りで綺麗
 ・山の中腹にあって朱色なので、遠目からも結構目立つ

参道入口

後ろを振り返って

・年間の参拝客は100万人を超えるらしい

・油揚げは、お賽銭箱の横に。ろうそくは狛狐?の前に燭台があって挿せるようになっている
 ・頑張ってろうそくを点けようとしたけど、風にあおられて断念

神社 狛狐と燭台

津和野城

津和野藩のお城跡。天守閣や建物は残っておらず、石垣だけが残る。太皷谷稲成神社の奥から、リフトに乗って上まで登っていく。

・なぜかリフトと言われてロープウェイ的なものを想像していたら、本当にスキー場なんかのリフトでびっくりする
 ・他の観光客の様子を確認してみたけど、やっぱりみんなびっくりしていた
 ・とある家族連れでは、怖くて愚図るお姉ちゃんと平気だよと励ます妹みたいな光景も展開されたり

本当にリフト

お城までの道

・実は、津和野城跡の上から山道を行くことで、次の目的地の「鷲原八幡宮」まで行けるらしいという情報を事前に入手
 ・通常は往復で買うリフトのチケットを「片道で」と宣言。チケット売り場のおじいちゃんに驚かれる
 ・不安になり「行けるんですよね?」と聞くと「あぁ、行けないことは無いけどねぇ。誰も行かないしねぇ」的な対応
 ・金350円なり

・城自体は既になく、石垣と見晴台で構成される
 ・どうも元々が山城で、江戸時代に入ってからも隣の毛利家に対する監視も兼ねた実践的な山城として継続されていたらしい
 ・江戸自体的なお城を想像すると全く期待を裏切られる
 ・ただし、山の上から見える景色や風は気持ちが良い。秋は紅葉が綺麗らしい

津和野の中心街方面

てっぺんらへん

・なぜかすれ違う人たちと挨拶をする不思議なお城。みんな若干登山気分なのかもしれない

石垣 まだ平坦な道

・ちなみに、この城の城主であった「千姫事件」という話を、観光案内所で聞いて思わず失笑してしまった
 ・端的に言うと、「助けたら娘と結婚させてやる」と言われたので本当に助けたら、約束を反故にされた。イラッときたので娘を誘拐しようとしたらバレて文字通り首になった。というお話らしい
 ・相手が徳川家康というのが悪かった

11:50 頃。中国自然歩道を抜けると、そこは鷲原八幡宮だった

津和野城跡から鷲原八幡宮までをつなぐ自然歩道。中国自然歩道

・どうやら、ここだけではなく中国地方全体で一本の道のようになっているらしい。今回歩いたのはこのうちの津和野城モデルコース 3.3kmらしい。
・今調べて初めて知った

今回の行程

・案の定、あまりメンテナンスされていない山道
 ・道を塞ぐ蜘蛛の巣
 ・なぜかフライングダイレクトアタックをかけてくる謎の虫
 ・蚊のような羽虫のようなブンブンうざい虫
 ・ちなみに、この辺にはツキノワグマが生息しているらしい
・蜘蛛の巣よけとして、とりあえず拾った木の棒を前方で振りながら進むことに

ツキノワグマ注意 道が消えかけてる

一応倒木は処理してくれているらしい

山道

橋原八幡宮

中国自然歩道を抜けると、そこは鷲原八幡宮のすぐ裏手だった。

お社が見えてきた

裏のお社

・人が全くいない。参拝客どころか神主さん的な人も見かけない
 ・すぐ山の反対側が太皷谷稲成神社で、そこの駐車場は車がいっぱいだったのに。あまりメジャーじゃない様子
 ・有名な年間行事が流鏑馬ということで、それ用のトラックが2本ほど整備されている。整備する人はいるのだろう

改めて前から

こちらが本当のお社

・が、疲れていたし、人も見かけなかったので一休みして次の場所へ

12:40 道の駅 なごみの里

温泉、飯、土産と揃った道の駅の見本的なところ。ここでしばらく休憩することに。

・ちょうど到着した前後にSLやまぐちと思われる汽笛の音がして、周りの人達と見回したけど発見できず

・ここで昼飯
 ・ゆず味噌とんかつ
 ・金950円なり。
 ・普通。後からここでの飯を我慢して、晩飯と合わせてうずめ飯を食べたほうが良かったかもしれないと思った

ゆず味噌とんかつ

・夏の温泉
 ・青空、蝉の声、風鈴の音、涼しい風。温泉は冬だと変な先入観に囚われていたけど、夏の温泉も素晴らしい
 ・風呂から出た後、リフレッシュルームで思わず一眠りしてしまった

16:00 森鷗外記念館

森鷗外に関する資料や隣接する旧宅、近くにある西周(にし あまね)旧宅などを包括した施設。
どうも2012年が森鷗外生誕150周年のようで、津和野全体が鷗外プッシュ

・かなりモダンな建物
 ・最終的には残念感が多かった津和野の資料館系でもっとも充実した施設
 ・金600円なり(旧宅の見学料含む)

看板 中庭

・はじめに6分間くらいの紹介映像
 ・どうやら森鷗外は10歳の時に家族で津和野から東京に引っ越して以降、一度も津和野には戻っていないらしい
 ・後に、津和野の町長が「九州とかにはよく行ってるですから、途中の津和野にも是非帰ってきてくださいよ。故郷じゃないですか」的なことをお願いしたらしい
  ・それに対して鷗外は「あー、そうね。今度是非帰るわ」と言ってたけど、そのしばらく後に死んじゃったらしい

・親族、家族
 ・西周とは親戚同士らしい。東京に出た後もかなり便りにしていた様子
 ・子供の名前がひと通りおかしい。何とか読めるのは茉莉くらい
  ・於菟(長男)、茉莉(長女)、杏奴(次女)、不律(二男)、類(三男)

・ここでも「ヰタ・セクスアリス」から引用されている。やはり再読すべき

・子供の頃に旧宅から藩校 養老館へ通う道など紹介されていた
 ・流石に二日間も行ったり来たりしていると大体のイメージできるように

17:00 森家旧宅、西周旧宅

・2軒とも意外なほどこじんまりとした住宅
 ・森家は藩主の御典医という話だったのでもう少しでかいのかと思っていたけど、そうではないらしい
 ・しばらく養子縁組が続いて家録が下がったり、先祖が火事を出したりして大変だったっぽい
 ・おかげでしばらくぶりの男子だった鷗外が期待の星扱いされていた様子
  ・まだ小さい鷗外に勉強を教えるために、母親が文字の勉強なんかを初めたらしい

西周旧宅は、森家旧宅から常盤橋を渡ってすぐ。明らかに趣味人な匂いのするお宅でした

鴎外さんち

西さんち

西周旧宅の前の道で、地元の親子がキャッチボールをしていた
 ・まぁ、俺からすれば非日常の旅行だけど、向こうからすれば日常の風景なんだろうなぁっと思ったり
 ・17時になると「夕焼け 小焼け」が流れる。それに合わせて電車の通る音、カラスの鳴き声なんかが聞こえてきて、ここは何時代かと思った
 ・ちなみに12時になると「エーデルワイス」が流れた

・帰り道によった「今昔館」はお盆期間中はおやすみでした。まる

18:00 津和野ホテル

・金6,980円+1,000円(朝食)なり
・津和野駅から800mほど離れたところ
・帰り道になにか調達しようと思ったけど、結局になにもなくて辿り着く
・また外に出ようかと思ったけど、あまり腹も空いてなかったのでこの日は晩飯抜き

・今日一日を振り返えると、常盤橋、津和野城跡のリフトで、自分は高所恐怖症の気があるのではなかろうかと思った

常盤橋

津和野城跡のリフト

・ホテルの話
 ・部屋に備え付けの風呂以外に外湯として薬湯と蒸し風呂がある。とりあえず薬湯に入る
 ・ホテル全体からスピリチュアルな匂いがする
  ・薬湯に「若返り」とかつけてみたり、壁にスピリチュアルな「みつお」的な言葉が書いてあったり
 ・部屋が悪かったのか、ドコモの電波が入ったり切れたりする。面倒くさいのでずっと機内モード
 ・コンセントの位置がイマイチ良くない。今度は延長ケーブルでも持ってきたほうがいいのかもしれない

ヰタ・セクスアリス

Androidのi文庫で、青空文庫ヰタ・セクスアリスをダウンロードして読む。再読

・欲しい本を出先で簡単に読むことができるなんて、なんて良い時代になったのだろう。
・そういえば、津和野で森 鷗外をプッシュしている割に、著作を売ってるところをあまり見かけなかった気がする
青空文庫は素晴らしいので簡単に募金できるような仕組みを作るべき
 ・収支や権利的に難しいなら、青空文庫経由で他の団体に募金でもさせればいいのに

・今まで「ヰタ・セクスアリス」と「ヱタ・セクスアリス」が混ざってた。手帳のメモも混在
 ・「VITA SEXUALIS」だね。

津和野と関係する部分

・津和野の町で何回か「ヰタ・セクスアリス」について見かけたけど、本文中にそれらしく触れられているのは数箇所だけだった
・そりゃ、いくら自伝的要素があっても、10歳で引っ越しているのだからそんなもんだろう

感想

・全体が、個人の思い出による部分と、当時の風俗が垣間見える部分に分けられる。
 ・前者は、どこまで自伝的な要素があるのだろうと思ったりもするが、全体的な考え方が非モテのそれであり、中々に面白い
 ・後者は、昔分からなかった落語の一節(宮戸川明烏)やそれ絡みの知識など、前回読んだ時には分からなかった部分が楽しめた

・落語的な話はよいのだけど、ところどころに混じってくる英単語や独語でニュアンスを伝えようとする部分は全く感覚がつかない
 ・それぞれに意味や面白さがるのだろうけど、そこには至っていないわけで残念な気持ちになる
 ・当時の人達はどこまでわかって読んでいたのだろうか

21:30 就寝

・今日は早いけど疲れたのでもう寝る
・明日の朝は朝食前に一風呂浴びておこう

三日目へ続く

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