VRについてのフィクション雑感

VRって最近よく聞くけど、この後どういう風に使われていくのか気になるよねって話。

VRとレディプレイヤー1

 少し前の映画になるけど、レディプレイヤー1は面白かった。要するに仮想現実の世界と現実の世界が微妙にシンクロした世界の中で、現実の世界に失望した人たちが少しずつ仮想現実の世界へ軸足を移していっている世界の話だったのだと思う。

 ストーリーや世界観は面白かったので良いのだけど、それ以外の見どころとしては、仮想現実の世界へ入り込むための道具に様々なバリエーションがあるけど、貧富の差や状況によって色々な格差があるってあたり。

 一番安いパターンは仮想空間をみるためのゴーグルと触覚の一部を再現するためのグローブ。仮想空間の中を歩くためには現実世界でも歩く必要があるので、狭い部屋の中だとすぐモノにぶつかって痛い目にあう。ランクが上がるとグローブだけじゃなく全身タイツみたいなものを着て全身の感覚を感じることができるようになるし、足元にウォーキングマシーンみたいなベルトコンベアがついて実際には移動しなくても歩けるようになる。もう少しレベルが上がると宙吊りになって自由に体を動かせるようになったりする。

 最上級くらいになると、立派なソファーみたいなのにゆったり座って体を動かさずに仮想世界を動き回れるようになる(多分そうだよね?)。

 もちろん頭ではわかっていたけど、いまアトラクション施設なんかで体験できるVRってのは結局アトラクションだから可能なんだなぁっと気づかされる。現実問題として狭い環境で実際に体を動かしながら仮想世界を味わうってのは難しいよね。

VRとSAO

 結局のところ、VRアトラクションはアトラクションの世界に留まるんだろうと思うと、次に思い出すのはソードアート・オンライン(SAO)。これは仮想世界と現実の体の動きをシンクロさせるんじゃなく、脳に信号を送って「さも仮想世界にいるように感じさせる」って方向性。脳に信号を送るので感覚もあるらしい。

 こういう仕組みなので、仮想世界で活動するときは現実世界の肉体は眠っているのと同じような状態になる。要するにベッドの上に寝転がってゴーグルつけて寝ている。これは本編でも度々触れられているんだけど、すげー怖いよね。近くに誰かがいても気が付かないし、なにかされてもわからないかもしれない。劇中の人たちは良く平気だなぁっと思うくらい。

 もちろん、今のところそういう技術が確立されて普及しているわけではないけど、VRヘッドセットで動画を見るとかは今でもできるわけで同じような感覚を味わうこともできる。やってみると感覚的には寝ているのと変わらないと思うんだけど、なんというか怖い。寝ているときはなんとも思わないけど、VRヘッドセットをつけているときは目隠しされて転がされているようなそんな気持ち。

AR

 少し似たようでいて似ていない話のAR。これは現実の世界を基調としつつ、現実世界の中に仮想現実の世界を重ね合わせる事ができる話。イメージしやすいのはドラゴンボールスカウターポケモン GOなんかかな。これはあくまで現実世界をベースにしているので、身体の感覚や動きは現実と変わらないんじゃなかろうか。

VRはどういう風になっていくのだろううか

 結局なにか言いたいことがあるわけじゃなく、単純にレディプレイヤー1的なVRも怖いし、SAO的なVRも怖いよねって思います、ってだけの話。ただ、どちらかを選べと言われればSAO的なVRを選びたい気はする。かなり怖いけど。まぁ、今挙げたようなもの以外のVRってのも出てくるとは思うんだけどね。たとえば、遠隔操作ってのもVRの一つかもしれないし。

 って話をレディプレイヤー1を見たときに思ったけど、すっかり忘れてて、さっき思い出しました。

王様の耳はロバの耳

 前から思ってたけど、誰にも話す機会がなかったことなど。

 SAO関連の展開でヒロインである「アスナ」をARにしてみたとかVRにしてみたとか目覚ましにしてみたとかって話がよくあるけど、それって実際に遊んでるプレイヤーはどう考えも須郷伸之 視点だよね。

 SAO オーディナル・スケールを見ると、ARすげーな、みんなどんだけ動けるんだよとか色々思って夢が広がるけど、現実のARイベントはポケモン GOだよね。いや、良い悪いじゃなくて、みんな手元のスマホを見てじっと動かない感じ。そりゃ動き回ると危ないしね、そりゃそうだよね。

 今調べてわかったけど、王様の耳はロバの耳の元ネタになった王様は、触るものすべて金にした王様と同じ人だったのか。えらい濃すぎる王様やな。ちなみにミダースって言うらしい。でも歴史的には、ミダースは紀元前8世紀後期のプリュギアの王として知られている。プリュギアには「ミダース」という名前を持った多くの王がいたってことなので、よくわかんねぇな。